ほんとう。何故か嫉妬されやすい。

私は私の中で完結していて。他人は他人。他人に何か求めたり期待したり、優しい言葉をかけてもらいたい褒められたいなぞという感情は一切ないのだが。

嫉妬というよりは、やきもちというべきか、似たようなものに思えるが。

特に、私は、他人の作品にすごければすごい。凄くないものには特に反応をしないのスタンスで生きていて、私自身が自分の作品や物に感想を求めたり、リアクションを期待したりしてそういう行いをしているわけではないのだ。

そして、そのすごいと思うものに関しても、私とは関係なしにすごい。の一言なのだ。

決して私と比べてすごい、とか、他人と比べてすごいではないのだ。

単純に、無垢な心で見たときに技術、心を動かす力、繊細力に関してすごいと言っているだけなのだ。

なのに他人の心というのはどうにも複雑らしく、私が他の人間を褒めたり、私自身が、己の目指す理想へと向かうときに、どうにも嫌な感情をぶつけてくるように思える、階層が変わってしまったのだろうか。

見える世界、見てる世界が違うように思える。

昔だったら、その他人に合わせて、同じ目線に立つ努力をしたが、私にはそれが苦手な上に、そんなことをしていたら私ではなくなってしまう気がして、無駄だと悟った。

今後そういうことが無いようにしたいのだけれども、他人と少し長くいると、いつもどうしても他人からの何とも言えない嫌な感情を感じて、疲れた気持ちになってしまう。

どうしたらいいのか、どこに逃れればいいのか、私は単純にその場の素敵を追い求めて生きているだけで、情だとか、贔屓だとかはしたいと思っていないし、されたいとも思っていない。

私という存在は無いものとして、作品そのものに目を向けて、純粋な気持ちで接してほしいわけだ。その時に作品が他人から見てよくないならよくないでいいのだ。

何ともシンドイ。理解しがたいというよりは理解できないに近いのかもしれない。

これが死ぬまで続くのか、それが成長なのか、ただ単に他人の気持ちを理解できない人間なのかはわからないが、とにかく他者交流にあまり意味を見出せないうちは、現世は向いていないと思われる。